動画制作雑談 : 不便を楽しむ感性は大事

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オンボロパソコンのハードディスクも容量が切迫していたので2年ぶりに整理しました。編集のキャッシュまで徹底的に削除しようとフォルダを全部洗い出して意気込んだものの、終わったのは4日後。削除したのは2TBの容量でした。たかがFHD程度でこの有様です。クラウドでないと大変なことになるのは言うまでもありませんが、ここから先はクラウドだけの問題ではないですね。回線も鬼のように太い変化が必要なIoT時代です。それにしても製品の陳腐化が早くで困ったな...とか思う今日この頃です。

さてと...

今年に入ってからテレビの情報を摘むことが殆どなくなりました。ほぼゼロです。逆にネットから得る情報は多いとはいえ、その広告がうざいと感じることも増えました。既に1兆円を超す世界ですのでそう感じるのも当然です。しかも、世の中はタダという仕掛けですからまだまだ増えますよね。きっと。

新しい動画を撮りたいと思い場所、時間、季節(日の出や日没時間、干満など)を調べていたのですが、それを考えながちょっと恐ろしくなったことを1つ。

例えばどんなに金と時間があってもこの時期有名な桜をまとめて見ることはできませんが、毎年同じ場所、同じルートにドローンを飛ばして撮れば、画角ズレも自動補正で毎年綺麗な桜を見られる日も遠くなさそうです。

動画は敷居が高い世界でしたが、ここ数年で一気に平坦へと近づいています。3年前は仮にお金がたくさんあっても4Kに飛びつくのを躊躇していました。テレビ局でも投資を迷うぐらいのことです。それがここ1年で衝動買いまで進みました。ここで登場するのがAI。

突然の事故や事件も素人が撮影したものがニュースに使われる時代ですので生業としていない世界中の誰もがカメラマンでありリポーター時代です。撮る人で残れるのはプロか素人のどちらかでしょう。前者は定期的な収入の確率が高く、後者は棚ぼたなお小遣いがあるかもしれない。

先日も1週間ほど撮影しながらレンズとカメラの相性が難しいコンビで撮影したデータを見返していたら、ピントのズレに嘆きの時間でした。素人が買える値段ではありませんが撮影後にピントを合わせるビデオカメラというのは既にあります。写真ではなく動画で撮影後というのがミソ。ピントを合わせることが不要になる時代まで間もなくです。

そして最も面倒なのが編集です。ただしこの分野もアルゴリズムが大活躍し始めており、マルチカムにせよエフェクトにせよそのうち自動化される技術は既に出来ています。自分で動画編集ソフトの機能を触りながら「面倒だったのにすごい助かる。楽になった。しかも良い。」という機能はどんどん自動化に向かうんだろうと思います。現にアルゴリズムの方がカットが上手いという調査結果もちらほら。

仮に人間が作ったものの出来が良くも悪くも脳は記憶していられない。これもやっかい。コンピューターは永遠に貯め続け分析し続ける。さて、勝ち目はあるのだろうか。

先日囲碁の対局で人間が負けたニュースをしていましたが、それは囲碁にかかわらず全ての分野で発揮される時代になりそうです。このAIの便利でやっかいなところは「人間が喜びそうなこと」を突いてくるという点。そのように作っているのだから当然なんですが、その学習スピードが早いのであっという間に人間の作業が要らなくなります。「仕事がなくなった」と騒ぐ暇がないスピードだと思いますよ。

別の視点で面白いと感じていることは「共感」というキーワード。

動画の内容が「良い悪い」とか「好き嫌い」といった深い感情を無視し、浅い感覚で十分な時代に入っています。「だれでもスマホで撮って、アプリで編集できる」ということが全てのハードルを下げているんですね。全てにおいて敷居が下がるので誰もが躊躇なく情報発信し、結果更に増殖するというパターンです。

それだけ蔓延しているので有用な情報にたどり着く能力は求められますが、そういった簡便なスタイルのネット動画を広告に例えれば新聞の折り込みチラシのようなレベルだろうと思います。もはや新聞すら不要ですが、その中のチラシとなると目にも留めずに廃棄か廃品回収行きです。それでも「たまに気になる文字や価格に惹かれてチラシを見る」と同様ですかね。

つまり、生身の状態で面白い会話ができる人は、動画になっても面白いですし、逆もしかりです。そうなると苦手でも早く突っ込んで取り込んだ方が少しでも他の人より有利ですよね、たぶん。「見られるのがイヤ」という考え方よりも「やっても誰も見ない」をクリアする方が何万倍も大変です。YouTubeの日本上陸前から見ているのでよくわかります。

去年の初めごろから見ているキミアキ先生の起業酔話というチャンネルはとても面白いですよ。たぶん会計事務所の方で見てる方も多いと思います。何がすごいって?ワンカットで何か一つのテーマを話しきるということ。

これも撮る側になるとよくわかりますが、出来そうでなかなかできません。たった一つの言葉を説明するのに普通の方は1-2分かかりますよ。私も。これをプロは3-40秒ぐらいで伝えきる人もいます。それを、その道のプロが長尺で話すと目が離せなくなります。このワンカットの中に時々出てくる「これ、たぶん言ってもいいことだと思う」というキーワード。この破壊力が凄いですよね。結果として「本音トーク」です。編集するとカットでも編集しない方が効果激増のお手本かもしれませんね。テレビには無い破壊力がここにありますよね。

どちらにしても今まで難しいと思われていた動画の世界も半分というより、半分以上の仕事は機械化される時が来たようです。

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