社会が「ソーシャルシフト」へ大きく変化している

ありがたい一冊
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ラジオというのは想像力をかきたてます。

ここ数日のソーシャルメディアは集団的自衛権に関する活発な情報の動きがあったようで、それが行動にも現れているようです。一方マスメディアがいつまでも芸能ワイドショーの域を出ない姿勢に辟易したという文字もちらほら。

今まではそういう感情が起こった時に文字になって騒がれ時間とともに忘れられておりますが、今後はそれらが積み重なり蓄積されると証拠となり、そのうちマスメディアは敬遠されるのではないかと思います。「あの頃から言われていたよね」みたいにね。

集団的自衛権は日本のお話しではありますが、やはりアメリカの立ち位置が変った日になるのではないかと思います。振返った時に「あの日が潮目の…」なんてことにならないことを願う今日この頃です。

さてと…

例によって「仕事に関する本でオススメはないか?」とのご希望により紹介した本。

東北の震災はとてつもなく大きな節目で、ビジネス本に関して言えばこの日を境に内容の有用性が変ってきます。2011年(H23年)の3.11以前の古いものは通用しない内容も多々です。ましてやネットに絡む内容となりますと1年もすれば陳腐化するものが殆どですが、わりと日持ちしているのが「ソーシャルシフト」という本。

普段から自信を持って「うん、そうだな。よし、やるぞ!」という仕事をされていらっしゃる方々が殆どだと思いますが、日々目に飛び込んでくる情報は邪魔で、自分自身も有益な情報にたどり着かないにも関わらず、なんとなく「ソーシャルは大事だ」という周りの空気を読んで気がついたらFB、Twitter、自社サイト、Blog、LINEなどに登録して「○○なう」「いいね!」「ぐるチャ」と触っているうちに本日も閉店ガラガラ〜という日々の方が増えているのではないかと思います。

不毛地帯にモヤモヤしている方にはオススメです。

具体例が山ほど書かれているので内容は読めばホイホイ納得されるかと思います。個人的には宮沢賢治の一節に尽きるかな?と思います。

東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ

西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ

南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ

北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ

サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

いかにしてソーシャルでの(利益とまでは言わずとも)実感を手中に収められるか?と言えばメールやSNSではなく行ッテ「困っている人を助ける」この一言に尽きると思います。

ちなみに我が社の税理士は口では言いますが行動しない代表例みたいな方です。

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