BOSE QuietComfort 15の修理から販売価格の意味を考える

ひとりごと
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12年前の仕事メールが出てきてニヤ笑い。経営側から従業員に向けたメッセージ。そこに書かれている言葉はここ数年、毎日、誰かが、どこかで言ってます。

「年明けは景気がもっと悪くなる。未曾有の不況はこれからはじまる。デフレは団塊の世代がリタイヤするまで続く。フリーターも職がなくなり、ハローワークなど見向きもしなかった20代が列をなし始めた。リクルートの調査によると転職希望者を受け入れる年齢も35歳がボーダーラインに下がったという。35歳以上の求人は総数800人しかいないのに、100万人もの希望者がいる。日本中の大企業が人員削減、賃金引下げを加速させている。」

この中でちょっと変った?というのは「賃下げ」ぐらいではすが、仮にデフレ退治に賃上げしてもクビにする人数が増えれば一緒の話だな、とか思っている今日この頃です。

さてと…

70歳までは元気で働け!という時代ですが、3日ほど前に(直感的に)4月から再び不景気風が吹き荒れそうに感じていました。やはり8%という重石が効いてきます。3月の陽気な雰囲気は企業の決算も多いので「なんとなく動いているし、なんとなく予算消化」ということに加えて「駆け込み需要の利益先食い」だと感じておりました。スーパーに並ぶ食品も決して安くはないです。

振返ってみると、ここ6-7年は常に利益の先食い施策が多いように感じます。

長らくデフレの時代を過ごしておりますと修理して使うというものが殆ど無かったように思いますが愛用しているヘッドフォン「BOSE QuietComfort 15」から頻繁に異音が出るようになり修理いたしました。

修繕費は約1万円ですが新品が戻ってきました。

戻ってきてから考えるのですが…そもそも定価が3万円の代物です。

そして(部分か全部かは不明ですが)新品が戻って来るということは、新品販売の時点で新品交換コストも計算されているんだろうと思います。ある意味でインフレ値付けではないかな?と。

1万円で新品が戻る時の原価を妄想するに…考えさせられたのでした。いずれにしても機能と目的が回復すると思考は満足しています。1万円も払ったのに!

モノの価値は値段ではないのですよ。それを得て満足したか否かで針の触れ具合が変る。快適に素晴らしい音質を聴くことが出来れば!

ブランド戦略おそろしや。

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