子供たちは夏休みですかね。
車でラジオを聞いていると子供相談をやっているのですが、その「なぜ?」という疑問が素晴らしく、それに対する大人の回答が下手でニヤニヤしていました。
相手は小学生以下というのに専門用語でねじ伏せようとする大学教授の解説に苦笑。
- カラスが熱射病にならないのは?
- 貝殻の海の音は?
- 宇宙が生まれる前は?
- カブトムシが夜活動しているのは?
- ドングリの仲間は…
このあくなき「なぜ?」という思いを維持したまま社会に出て欲しいと願う今日この頃です。
さてと…
東で放射線数値が上がっているというニュース。西は記録的大雨というニュース。溢れるニュースに押流されそうですが…デジタルと距離を置き久しぶりに読書。
振り返ると過去3ヶ月はひたすら他社同士の仕事の調整を繰り返しておりました。
(見合いババアみたいな作業です)
未だ落ち着いていませんが相手があることですから好き勝手進められないわけです。
どうも「まず相手の話しを聞く」ということが苦手な方が多く、どうにかして自分のスタイルに持ち込もうという異種格闘技的寝技の連続に疲れておりましたが少し落着いたので読んだわけですが…なかなか面白い本でした。
この「箱」というのは良くいえば個性というパターンだと思いますが、どうも人間はパターンから外れるということを頑に嫌がる傾向があるようです。また社会というのはルールというパターンに縛られているように(勝手に)感じます。
こんなことを文字にしていることが私の行動や文章パターンでもあるのですが…そこから外れた視座をいつも心に持っていることは大事で、行き着くところビジネスの妙としては「相手の困っていること、苦労していることを減らす手助けができているか?」ということに尽きるのかな?とか思いました。
つまり「箱」という引出しが多い人には魅力を感じるのです。
自分の「箱」から出られないという方には僻地・秘境の旅をお薦めいたします。この本を読んで頭で理解しても数日で忘れますが、文明・文化・産業・言語・環境といったあらゆる点で違う場所に出向いて得た感覚は一生残りますょ。
お薦めはオフラインの国。
それこそ動画マーケティングではないですが「百聞は一見に如かず」という箱から出ると「百見は一考にしかず」というプロセスに自ずと入れるから不思議です。
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