「心の時代」にモノを売る方法

ありがたい一冊
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先月の中旬頃だったか、新聞に「ネットで一点物のサイトが人気」の見出し。実は私も昨年辺りからちょくちょく見ています。ファンディングサイトもタケノコ状態ですがこちらも気になって見ています。自分の体型や好みに合った商品を探すのは以外と難しくテーラーメイド時代に入っているんだろうと思う今日この頃です。

さてと…

昨年末、書店のひな壇ド真ん中で目に入り買った本ですが…この本は売れただろうと思います。こういう角度の説明の仕方を求めていた人は多いと思います。

今から10年前に書かれた本で似たような切り口の本があり、それは私のデスクの目につくところに置いてあります。残念ながらその本は既に廃盤。

面白い行は「モノをコトとして見られていない」という部分なんですが、それをビジネスで組立てるステップは書かれていないので「どうしたらいいのかなー」と考える必要があります。

もう1つ。「工業社会は効率化が重要」という行です。

長らく…敗戦後ずーっと?…日本は工業化で食べていたわけですが、ここに来てガタガタ。

どうも思考に「効率化」がこびりついております。売れる商品は「非効率」も多々。製造過程に於いては徹底して「非効率」なモノづくりが得意ですが、これを裏から表に出すだけでずいぶんと変わるのではないかと思います。その時「モノをコトとして見せる」ことができるんだろうな、と。

2月にご縁のあった会社で2つの発見がありました。1つは流行のMakersの日本版。3DプリンタとPCの関係をアナログで具現化できるビジネスアイデアでした。もう1つは「モノをコトとして見る」という実例に出会いました。売上げも6倍。

この「モノをコト」として関わり合う全体を見ることが大事ですかね。

そうそう、自分でも納得したのがサブタイトル。「変わりゆく消費者の欲求」と書かれておりますがその通りですよね。最近の私は欲求低下へ変態中。

一見自分の職域と関係無いところへ目を向け、更に使い手(買い手)の様子(五感)を重ねると、以外とストトーリーが見えてくるから不思議です。こんなことを還暦が過ぎた方がいともかんたんに具現化されていました。脱帽。おすすめの一冊です。

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